225オプション取引タイトル


第2回 2001年11月01日(木)
オプション・ストラテジィ(戦略)ケ−ス・スタディ
●株式の個別売買は非常に難しい時期になっているが逆にオプションは簡単になった
原資産から考える
(やや弱気が妥当な戦略)

そこで、相場観が「やや弱気な時」はどういう戦略でいくのが定石か?
<ソフトに組み込まれている解説に目を通してみることにしたい>
今のところ、この解説が良く理解出来なくても差し支えありません。続けてやっていくうちに必ず分かってしまいます。
解説の文字が読みにくく、かつはじめての方には多少難解かも知れません。
今回は簡単なショ−ト・コ−ルの例を見てみましょう。


上に見るようにコ−ルのプレミアムは行使価格11000で30円、10500円で160円、10000円で465円となっています。
現時点で日経平均10000円割れを前提に行動するにはリスクが大きすぎるような気がします。かといって30円のコールを売っても面白くありません。

多少
のリスクはともないますが、11月9日(来週金曜日)のSQ値は10500円以下になるという前提でプレミアムが160円の行使価格10500円コ−ルを売ることにします。
SQ時の損益は下記のようになります。


損益分岐点は10660円です。(SQ値がそれ以下であれば利益になる)
とりあえずはこうしたと仮定して明日からの動きをみながら場合によっては手を加えていくことにしたいとおもいます。
前回例示したポジションは行使価格10000円プットを100円で1枚売り(本日時点評価損15円)、行使価格11000円コ−ルを80円で2枚うり(本日時点評価益100円)で差し引き85円の評価益になっています。あと7日間で最大利益(260円)が得られる公算が大きくなってきました。


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