225オプション取引タイトル


第10回 2002年01月24日(木)
吉村 茂光


オプション取引とは極端にいえばボラィリティ(変動率)を予測し収益化する作業です。
現時点の例で具体的にいうと、2月8日のSQまでに225種平均が大きく動くのか動かないのかをおよそ正確に予測できれば確実に儲かります。
SQまでの日にちは立会日で後12日間です。最近の動きを見ていると225平均が10000円を割りそうになると買い戻しが入ってきますが10500円近辺になると戻り売りの勢いに押されてしまいます。
値頃感からの買い、政府が何かしてくれるのではないかといった漠然とした期待から買ってはみたものの思ったように上に行かない。
このような状態で大方の予想を上回るような動きがあるとしたら下の方の動きになる可能性の方が大きいのではないかと私見します。
上記のような相場観に立てば行使価格10500円のコ−ル売りが妥当ということになります。ここからの急落に対し何らかの政策的な対応があった場合のリスクも多少考慮して9500円のプットも売ってショ−ト・ストラングルのポジションを作るのが
よいと考えます。


前回の推奨ポジション

現在までのところ推奨ポジションは全てプラスです。

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