225オプション取引タイトル


第14回 2002年02月27日(水)
吉村 茂光


●間違ったらどうする
オプション取引は慎重にやれば大概の場合利益になります。
ただし、きわめて当然のことですが確定利付き証券のように必ず利益になるとはかぎりません。
前回の推奨ポジションがいい例です。下記のようなポジションですから現時点ではかなりの評価損になっています。このような場合にでもポジションを組み替えて最終的に利益がでるように組み替えることができるのがオプションのよいところです。
●前回の推奨ポジション
●ここでは2通りの対応方法について説明します
<積極型>
1)コ−ルの売りを1枚買い返済して損を半分確定する
2)90プットを買い返済して利益を確定する
3)105プットを2枚新規に売り立てする
上記の作業を全て本日の引け値で出来たとすると上記の推奨ポジションは下記のようになります
新ポジションの損益図は下記のようになります
SQ値が10500円であれば最大利益430円が得られるので、既にでている損失をカバ−して利益になる公算がおおきくなります。
<堅実型>
1)全てのポジションを解消して損失を確定する
2)110コ−ル2枚売り、100プット2枚売りのショ−ト・ストラングルを組む
 

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