東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)
  • 東証1部銘柄について2005/05/09の前日比率が大きい順になるよう並び替えてみます。
  • 並び替えの機能は「絞り込み検索」にありますが、同じようにJP分析でもある程度は可能です。その手順について解説します。
  • 2005年03月JP会報より転記しました。
■JP分析メニューの「検索」と「検索結果」を使います。
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−1−

検索からシートを編集します。日足です。
「999」番に以下のように入力後、「保存」します。
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−2−
登録内容
  • 短期弾性値 以上「−9999」・・・・一番小さい値
  • 短期弾性値 以下「9999」・・・・一番大きい値
上記2箇所のみの入力です。

今回の目的は「買い条件で銘柄を検索する」ではなく、「東証1部全銘柄について並び替えをしたい」という事になります。そこであえて上記のように全ての銘柄が合格するシートを作成し、そのシートについて検索をします。

次は検索を開始します。東証1部を選択します。
シートは「999」から「999」まで、日付は2005/05/09です。
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−3−
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−4−
ここまで入力できたら「実行」をクリックします。
検索が始まり、終了すると検索画面が消えます。

※データが検索日から52日ない銘柄についてはJP指数の計算が出来ないため合格はしてきません。
 例えば、上場まもない銘柄です。これらの銘柄については結果からはぶかれてしまいます。JP分析ではこれらの銘柄を結果に入れることは出来ません。

検索が終了したら結果を見ます。検索結果をクリックします。
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−5−

※検索結果のCSVファイルを見たい方
 JP分析の検索結果は[C:\WinJPDta]フォルダ中に保存されます。
 ファイル名はそれぞれ以下のようになっています。
  日足結果[JPOKENDAY.csv]
  週足結果[JPOKENWEK.csv]
  月足結果[JPOKENMON.csv]
 マイクロソフトエクセルで読み込めます。お試し下さい。

「日足検索結果」をクリックします。
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−6−
この状態は「コード番号」順です。

これを値上がり順の表示に直してみます。
「降順」をクリック後、「値幅%」をクリックします。
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−7−
「昇順」・・・「小さい順」という意味です。
「降順」・・・「大きい順」という意味です。

値上がり順の表示となりました。
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−8−

この状態で「ユーザー銘柄管理」シートへ書き込んでみます。
「検索結果」画面にある「登録」ボタンをクリックします。
今回は「999」番シートへ書き込みます。
999と入力後、「OK」をクリックします。
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−9−

書き込まれたか確認してみます。
メインメニューの「ユーザー銘柄管理」から999番シートを読み込みします。
東証1部銘柄を値上がり順で表示させる(JP分析)−10−
確かに「JP検索結果」と同じく値上がり順でシートに書き込まれている事が分かると思います。
※コード番号順ではありません。
  • このようにちょっとした小技(今回は短期株価弾性値「−9999〜9999」)を 使えば、「絞り込み検索」の「相場欄」的な使い方が出来ます。