合格数の表示と検証
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足編)0007
  • 日経平均が下がっている最中の逆張りの買いは有効か?
  • 逆張り買いシートで「合格数検索」をして、合格数が多い日について検証してみます。
  • JP分析は4つの大きなメニューから成り立っています。
    1. チャート 個別銘柄のチャート上にサインを表示させる事が出来る
    2. 検索 特定の1日について合格した銘柄を調べる
    3. 検証 過去において作成したシートがどのくらい有効であったかを調べる
    4. 合格数検索 保有している全期間についてシートに合格した銘柄数を保存し、チャートでグラフ化する事が出来る
個別逆張り買いシートを作成して「合格数検索」を実行します。

作成するシート(週足です。) ここでは例として7番シートを使いました。
※一番左の列しか使用しません。
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−1−

上記シートについて「合格数検索」を実行します。
シートは作成した7番、対象銘柄は「東証1部」についてです。
合格数検索の役割・・・買いのシートを作成した場合、合格銘柄が多い日は買いと判断する事が出来る
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−2−

「合格数検索」が終了したら、合格数をグラフ表示してみます。
日経平均週足チャートを表示させ、「機能」→「JP分析シート合格数」→「合格数表示」をクリックします。
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−3−
今回は7番シートなので「7」と入力し「OK」をクリックします。
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−4−

グラフが表示されます。
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−5−

赤丸の日は5銘柄以上合格していて、日経平均がその後、下がっているポイントです。
日付は00年12月3日、00年12月31日、01年1月21日です。
※弊社のソフトは週足の日付表示については日曜日を採用しています。
検証をしてみる
  • 上記3ポイントの日付についてその後、合格した銘柄が上がっているのかを検証してみます。
2000年12月3日について
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−6−
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−7−

2000年12月31日
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−8−

2001年1月21日
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−9−

このような検証結果となりました。トータルで儲けていくには「上記合格銘柄を5銘柄以上まとめて買い、合成チャートで売りポイントを判断する」という方法を採用するのが望ましいと考えています。00年12月3日の銘柄は損切りとなりますが、00年12月31日、01年1月21日に合格した銘柄を買っておけばトータルでは利益となります。仕掛ければ100%勝つ投資法は存在しませんので、損をいかに押さえて、利益を大きく出すかという事が重要です。
今回は2000年7月JP会報の「図解JP法・第12回」から買いの条件を抜粋しました。※6ページには「突っ込み買いの売りシート」が2つあります。
その後のサインについて 5銘柄以上合格した日
01年9月30日の検証結果
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−10−

全期間についての検証結果
個別銘柄逆張りシート(JP分析週足)−11−
検証を考える
  • シートに合格した銘柄は買いサインが表示されてから、一度下がって再度上がった銘柄(例えば買値から20%下がってから切り返して30%以上UPしたなど)や、トントン拍子に上がった銘柄などがあります。それらを含めた全ての検証結果はCSV形式のテキストファイルで保存されています。今回はJP分析週足の7番シートなのでファイルは[JPOKenshoWek7-7.csv]です。表計算ソフトから取り込むことが出来ますのでお試し下さい。

■2018年3月24日(土)

直近について
合格数の表示と検証(JP分析) 株式分析ソフト「JP法株価分析ソフト」の使い方【ジャンピング・ポイント株式投資法】
ほとんど合格してきません。

2016/2/21の検証
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全期間の検証
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以前と比較すると芳しくないですね。


条件を緩くしてみました。
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合格した銘柄の内、およそ90%が仕掛けてから5%の上昇があった事が分かります。
また、10%の銘柄は、+80%以上です。