売買サインからSQ値を予想する方法 2019.2.5
■JP分析の「シミュレーション機能」

  • 売買サインの点灯から、SQ値を予測する方法を解説します。 
  • サインが点灯してから、SQ日までの日柄を数え、シミュレーション機能を使い過去の値動きを調べ、それを今回に当てはめる手法です。
  • 売買サインが基準となっていますので、点灯していないと予測は出来ません。


2月SQの範囲予想(JP分析)10.01.29
  • 今週(1/31)日経平均週足上に売りサインが点灯しました。このサインは、JP分析週足シート、605番と618番です。2つ同時にサイン点灯となりました。
  • 今回は、この2つのサインを基に2月SQ値の範囲を調べてみたいと思います。
  • 2月SQ日までは残り2週です。過去において、605番と618番が同時に表示された日を調べ、SQ値の範囲を予想してみます。
  • 使用するソフトはJP1000+過去データです。

■過去のサインを調べる

605番 ※クリックすると拡大します。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

618番 ※クリックすると拡大します。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

605番と618番を合わせたシートを963番へ作成
963番をチェックしてみます。 ※クリックすると拡大します。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

963番のシミュレーション
「条件」−「シミュレーション」から963番。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

サインが表示されてから、2週先まで調べます。この場合、入力する数値は「1」です。
「0」だとサイン翌日(週)まで、「1」だと、サイン表示から翌々週までとソフトの設定がそうなっているからです。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)


サインが表示されてから2週の間で上値の目処は、「買いの場合」を下値の目処は、「売りの場合」を見ます。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

ここまでの結果から、最大上値は、+740円があり、下値は−400円があることが分かります。

■直近の検証

次に直近を含めた過去について調べてみます。

605番 ※クリックすると拡大します。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

618番 ※クリックすると拡大します。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

963番(605番と618番を合わせたシート) ※クリックすると拡大します。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

同じように2週先までを調べます。
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)
先の結果中にある00年4月23日のITバブル崩壊時はダブっています。

2つの結果を合わせて2週の間の上値の目処は、+740円、下値の目処は、894円が今までの最大幅ということが判明しました。しかしこの結果は、サイン日翌日の始値と比較してです。
これをサイン日当日の終値と比較すると、上値の目処は、00年4月23日で+734円、下値の目処は、04年5月9日で−949円となります。

本日の日経平均の終値は10198円です。このことから過去において最大の値幅を当てはめると上値の目処は10932円、下値の目処は9249円となります。
SQ値は、11000円から9250円の間でおさまるだろうと予測できます。

■2月SQまでの戦略

上述の結果から、もし225オプションを仕掛けるなら、値段でバランスをとった場合、11000コール売り3枚+9250プット売り1枚となります。下図は1/29の大引けの価格
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

  • もちろん、この検証結果はあくまでも過去から判断した予測に過ぎません。その時、その時で相場は違いますから100%今回も同じだとはいえません。これがテクニカル分析の限界でしょう。
  • 今の相場付きから判断して、上値11000円は、前回の高値が1/15の10982円で抜けませんでした。SQが近いので、11000円を超えたらまずい勢力もあることでしょう。しかも大台。世界の情勢を見ても、あと2週間で抜けるとは思えません。もちろん日本自体の情勢でもそういえるのではないでしょうか。
  • 下値の目処は、9250円。ここまで下がるには、1万円を下回り、9500円を下回らないと届きません。大台を2つ超えるほどのXXショックが起こりえるかということにつきます。今からおよそ950円下ですから、テロ、または今問題となっているギリシャ・ポルトガルのデフォルトが発生しない限りここまでは下がらないのではと考えます。また、一気の急落があった場合、例えば500円安など。逆張りの買いサインが点灯する可能性が高いです。また、現時点で直近の天井、およそ11000円からすでに800円ほど下げています。ここからさらに下へ950円安は考えにくいです。今日の下げで、1万円を割るのではなかろうかという論調も多くなることでしょう。逆説的には、皆が恐れていることは、そう一気にはこないのではないでしょうか?
  • 素人の代表であるわたし自体、月曜日早々にでも、1万円割れがあるのではと思っていますから、案外SQまではもつかもしれません。苦笑


■2019年2月5日更新

2010年1月29日の225オプション板
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

2月SQ値は、10099.59円

1月29日から2月SQまでの値動きは、11000円を超える事なく、9250円を下回ることなく推移し、仕掛けた
11000コール売り3枚+9250プット売り1枚は目論見通り総取りとなりました。

SQ時損益図
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

仕掛けてからSQまでの損益経過グラフ
ソフト利用事例集 第148回 2月SQの範囲予想(JP分析)

これが、売買サインからシミュレーション機能を使ったSQ予測法です。

※今回使ったソフトは、JP1000と225オプションソフトです。