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■森を見る→日経平均の買い場を探る。 日経平均の買い場シート JP分析シート 週足用 570番に登録しました。 ※↓クリックすると拡大します。 ●チャート上にサインを表示させる 「JP分析メニュー」の「チャート」から日経平均週足を表示させ上記のシート570番をチェックします。 チェックの方法は「条件」−「チェック」−「570」から「570」です。 買いサイン表示の日付 2001年01月21日 2001年10月14日 2002年12月01日 の3カ所です。 ※「投資教室第2回」では、ちょうど01/01/21が直近に表示され終わっています。よって検証すべき買いの仕掛け所は、上記のサイン通りの計3箇所です。 チャート上の買いサインを見てみると、どの日も日経平均を売買するのであれば、「んっっっ。どうかなぁ?」といったポイントです。このようなポイントで個別銘柄を買った場合、高値掴みとなるのでしょうか?それともうまくいくのでしょうか?試してみましょう。 ■木を見る→個別銘柄の買い条件 上記日経平均の買い場の時に個別銘柄の検索を実行するシートは以下の通りです。 571番に登録しました。※↓クリックすると拡大します。 |
ここからが検証開始です。 ■1回目の買い場 2001年01月21日 手順 1.「絞り込み検索」を使います。貸借銘柄について検索をします。 「61.検索対象銘柄選択」から「貸借銘柄」を選択し、「選択実行」をクリックします。 2.「23.JP法検索」をクリックします。 検索日付を「20010121」に設定します。 検索するシート番号は「571」番です。 ここまで設定したら「実行」をクリックします。 3.検索が終了したら次は「78.相場欄計算」です。 検索日付を「20010121」に設定します。 カイリ周期を「26」とします。→26週移動平均線からの離れ具合をみるため。 ここまで設定したら「実行」をクリックします。 4.相場欄計算が終わったら次は「79.相場欄表示」をクリックします。 @「週足」を選択し、結果を表示させます。 A「昇順」をクリックし「カイリ」をクリックします。 (26週移動平均線から下に離れている大きい順→下方カイリが大きい順) B上位5銘柄を残し後は削除します。 下図のようになります。 Cこの5銘柄を保存しますので、「書込」をクリックし結果を残します。 D「終了」をクリックし「相場欄表示」を閉じます。 5.残した5銘柄をユーザー銘柄シートへ保存します。 「74.検索結果→ユーザー銘柄」をクリックします。 今回は「1」番シートに保存します。 下記のように入力して「実行」をクリックしてください。 6.合成チャートを作成する前準備をします。「73.ユーザー銘柄管理」をクリックします。 「1」番シートを読み込ませ、「1単元」をクリックします。(倍率の項目が変わります。) ここまで出来たら「書込」をクリックし、「終了」をクリックします。 ※合成チャートについてはこちらをご覧下さい。 7.残った5銘柄を合成します。「JP法メインメニュー」から左側にある「ユーザー銘柄合成」をクリックします。 ユーザー銘柄シートは「1」番←5銘柄がセットされている 合成先コードは「1150」番 合成方法は「1株あたりの単価」 と設定し「実行」をクリックします。 合成が終了したら、次は分析チャートです。 8.「JP法メインメニュー」から右上にある「分析チャート」をクリックしコード番号「1150」の週足チャートを表示させます。 5銘柄の合成チャート 1/21の翌週の寄付(1/28)は1880円 手仕舞い条件は5割高後の3週ハイローバンド売り転換の翌週寄付です。 6/17 手仕舞い 3043円 3043円−1880円=1163円 仕掛けてから手仕舞うまでは20週間でした。 ☆成功です。☆ |
■2回目の買い場 2001年10月14日 1回目の買い場と同じように作業をします。 ※1回目の結果を残すため、ユーザー銘柄シートは「2」番へ書き込み、合成チャートは「1151」番へ作成しました。 残った合格5銘柄 5銘柄の合成チャート 10/14の翌週の寄付(10/21)は251円 02/11/17に3割安 翌週の寄付(11/24) 165円 でナンピン 平均単価は208円となります。 手仕舞い(5割高後の3週ハイローバンド売り転換の翌週寄付です。) 03/11/30 328円 328円−208円=120円 仕掛けてから手仕舞うまでは110週間でした。 ※仕掛けてから手仕舞うまでおよそ2年です。ルールを決めシステム的にするとこのようになりますが、期間が長く実践的ではないのかもしれません。 中・長期的に見て、半年(26週)で手仕舞うとすると、02/04/21の寄付271円です。 271円−251円=20円となります。 半年かけて利益が20円では★失敗★です。 |
■3回目の買い場 2002年12月01日 1回目の買い場と同じように作業をします。 ※1回目と2回目の結果を残すため、ユーザー銘柄シートは「3」番へ書き込み、合成チャートは「1152」番へ作成しました。 残った合格5銘柄 5銘柄の合成チャート 12/1の翌週の寄付(12/8)は87円 手仕舞いは5割高後の3週ハイローバンド売り転換の翌週寄付です。 03/11/23 手仕舞い 206円 206円−87円=119円 仕掛けてから手仕舞うまでは50週間でした。 ※仕掛けてから手仕舞うまでおよそ1年です。ルールを決めシステム的にするとこのようになりますが、期間を半年(26週)で手仕舞うとすると、03/06/08の寄付168円です。 168円−87円=81円となります。 半年かけて利益が81円。☆成功☆といえます。 |
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最後に「逆張り」と「順張り」を比較してみたいと思います。 ■逆張り 図解JP法(67)による日足日経平均買いポイント 直近では4/18に買いサインが表示されました。 値上がり率 ■順張り 図解JP法(68)日足日経平均買いポイント 直近では6/15に買い場と判断出来ます。 値上がり率 |
■2018年4月15日(日)更新 直近のチャートでは、日経平均上にサインが点灯しなかったため「JP2000」ソフトを使いさらに過去を調べてみました。 今から10年ほど前、リーマンショック手前と後に点灯していました。 ■557番・・・日経平均の買い条件 ある程度の期間に、大きく下落した後の反発時に点灯していました。下降相場からの反騰。 全期間チャートでの55番点灯箇所はこちらです。 直近で点灯しないという事は、ここ数年は過去のような下降相場入りとはなっていないのでしょう。 これからズルズルと下げ続けた場合は、点灯してくると思われます。 ■558番・・・個別銘柄の買い条件 ●2008/4/6 5銘柄合成チャート 翌週の寄り付き 仕掛値 1206円 5/11 6週以内の急騰後の陰線 翌週の寄り付き 手仕舞い値 1359円 1359−1206=153円。 上昇率 12.68% 急騰と判断しない場合 翌週の寄り付き 仕掛値 1206円 仕掛値の3割下 9/7 翌週の寄り付き ナンピン値 864円 平均買値 1035円 以降、平均買値にも届かず。失敗です。 いつまでも持続する訳にはいかないので、半年で手仕舞いとか何かしらのルールが必要でしょう。 ●2008/12/21 5銘柄合成チャート 翌週の寄り付き 仕掛値 215円 5/17 5割高後の3週ハイローバンド陰転 翌週の寄り付き 手仕舞い値 283円 283−215=68円 上昇率 31.62% 途中の利益と比較すると、かなり減少しました。芳しくありません。 仕掛けた週自体で、215円から256円へと、19.06%上昇。 これを急騰とするなら、1/25の寄り付き262円で手仕舞って47円。上昇率21.86% ●2009/3/22 5銘柄合成チャート 翌週の寄り付き 仕掛値 350円 5/23 5割高後の3週ハイローバンド陰転 翌週の寄り付き 手仕舞い値 461円 461−350=111円 1年以上持続する事になり、効率が悪いといわざるを得ません。 4/5に434円と、仕掛値と比較して24%上昇しています。 これを急騰とするなら、4/19の寄り付き411円で手仕舞い−23円。 利益とはなりません。
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