- 図解JP法(2)に載っている「日経平均上昇中の買い場」の銘柄検索法をアップします。
- JP分析シートを使い日経平均週足上に上昇中の買いサインを表示させ、その買いサイン出現ポイントで個別銘柄の買いを仕掛けます。元の原稿は下記PDFファイルをご覧下さい。1999年9月会報です。
- 99年9月会報はこちらです。(PDFファイルです。 9909.pdf)
- 直近に当てはめシミュレーションしてみます。※ソフトは「JP1000」を使いました。(長期のデータがあるため)
- 個別銘柄の検索が信用銘柄であるため、合格銘柄にはある程度誤差があります。
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■日経平均の上昇中の買い場
日経平均上昇中の買い場←クリックしてください。
日経平均週足チャート←クリックしてください。
チャート上に青い縦線が引かれている箇所が日経平均の上昇中の買いポイントです。
99年9月会報以降は、ご覧の通り一回しか表示されませんでした。(2003年11月16日の週)
将来にわたり、1つのシートで全ての「上昇中の買い場をとらえる」には無理があるようです。
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■日経平均上昇中の買い場における個別銘柄の検索条件
「絞り込み検索」を使います。連続検索を使うと、このような画面となります。
手順
- 「61.検索対象銘柄選択」→信用銘柄
- 「23.JP法検索」→この条件で検索します。
- 「78,79相場欄」→一覧表を表示させ買い付け銘柄を複数選び出す。
※今回の会報には、複数銘柄を選別する方法や、合成チャートの手仕舞いについては触れていません。各自、色々と考えてください。
■2003/11/16の結果 2銘柄のみ合格しました。選別するまでもないようです。
合成チャート
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- 結果は2銘柄しか合格しませんでした。上昇しているとはいえ、さみしいですね。個別銘柄の検索条件をかえれば、もっと良いパフォーマンスが得られそうです。
- 今回は上昇中の買い場ということもあり、前回の図解JP法(1)とは違う個別銘柄の検索方法を使いました。
- 以下は99年9月号より抜粋しました。
- この方法からも分かるようにJP法は他の分析方法とは違って、何時でも同じ方法で分析するのではありません。局面に応じて分析の手法を変えていく「人を見て法を説く」手法です。少し、考えて見れば分かることですが、相場がある期間継続して上昇しているにも関わらず安値に低迷している株には、それなりの上がらない理由があるはずです。
- そんな時に大底圏で株を買うのと同じ手法で銘柄を選ぶと他の銘柄はぐんぐん上がっているのに自分の買った株だけは全然値上がりしないばかりか、逆に値下がりしているということになりかねません。
- 株式投資では「順張り」がよいとか「逆張り」がよいとか決めつけるべきではありません。その時の相場の流れに応じて最前の手だてを講じるべきです。
- ちなみに、図解JP法(1)の条件で検索すると合格銘柄は「0」でした。
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■2018年4月23日(月)更新
上述の買いサインは、あらかじめ410番の登録されてます。
410番のチェック結果
どのサインもそうですが、ピタピタ当たるものはありません。
このサインも、見ての通り2015年以降の押し目買いポイントでは点灯していません。残念ではありますが、サインとはそういったものです。
しかし、このように今から19年程前のサインでも、押し目の買い場を捉えている箇所はあります。
このような買いサインの集まりを複数持って相場に備えましょう。
1つのサインで全てのパターンを当てることは無理ですから・・・。
JP2000によるその後のサインはこちらです。
点灯後、下がっているところもありますが、基本ナンピンで対処すればよさそうてす。
●最近のサインのポイント
個別銘柄の条件は、462番です。
●2014年2月2日
合成チャートと日経平均との比較
芳しくありません。
●2015年1月18日
合成チャートと日経平均との比較
日経平均より上下に変動し、これなら225連動型のETF買いのほうがいいでしょう。
- 昔の条件では、個別銘柄の検索には適していません。日経平均は、いいと考えます。
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