■大幅下落している 条件 ・一ヶ月で3割も下がれば、反転も期待出来そう 「9.期間指定変化率」を使います。 過去20日間で、最高値より3割以上、下落している ■直近、下げすぎではないか 条件 ・一週間連続して、毎日下がっている 「91.前比足取り」を使います。 5日間連続して前日比マイナス ■コツンとは、来ていないけど、切り返したみたい 条件 ・下ヒゲが長いローソク足が示現した。 「39.上ひげ・下ひげ検索」を使います。 下ひげの長さが、5%以上ある
■日経平均で全体相場を判断する 上述の条件を毎日するのではなく、日経平均も大きく下落している場面についてのみスクリーニングします。 日経平均が、ここまで下落したら、そろそろ反転してもいいのでは?という条件に合致した日についてのみ実行してはどうか?という事です。 日経平均が、そろそろ反転してもいいのでは?と思われる条件 JP分析シートを使います。 ・20日間の最高値から、14%以上、下がっている。 ・陰線で、高値と安値が切り下がっている。 という条件です。 下記チャートの青縦線が引かれているところが、その場面です。 ※9/29には、示現していません。他の点灯場面とは、少し違う下がり方をしていると思われます。 もちろん、シートを手直しすれば、9/29にも点灯させる事は出来ますが、今回はしません。 色々なテクニカル指標を使わなくても、大体こんな感じに下がってきたら、そろそろ底だろうと・・・。 値幅と、ローソク足が突っ込んできているという大体の感覚、想像だけでも、このようになかなかいいところにサインを出すことが出来ます。 この青縦線が引かれている日について、上述のスクリーニングをする。となります。 ■検索結果 対象は、信用銘柄で、50円以上としました。 連続検索シートはこちらです。10番シート[C:\WinJPDta]フォルダへ保存しお試し下さい。 ※右クリックから、「対象をファイルへ保存」です。 ●株価の安い順に10銘柄で合成チャート、銘柄が10銘柄ない場合は、そのまま。 2015/8/25・・・96銘柄合格 安い順に10銘柄 合成チャートと日経平均との比較 2015/9/4・・・4銘柄合格 合成チャートと日経平均との比較 ※あまり芳しくないですね・・・。 2015/9/8・・・0銘柄合格 合格してこなかったので、「91.前比足取り」を除きました。 合成チャートと日経平均との比較 2016/1/20・・・2銘柄合格 合成チャートと日経平均との比較 トントンくらいでしょうか・・・。 2016/1/21・・・0銘柄合格 合格してこなかったので、「91.前比足取り」を除きました。 合成チャートと日経平均との比較 2016/2/12・・・6銘柄合格 合成チャートと日経平均との比較
JP分析シートで作るとこうなります。 ■個別銘柄スクリーニング条件をJPシートで作る ※前日比の条件は入っていません。 合格数グラフ ※合格数が多いですね。 もう少し条件をきつくしてみましょう。 ■ローソク足の条件を付加する 合格数グラフ 日経平均の条件を加味した検証結果 日経平均の条件を加味しない検証結果 合格数が2倍以上となりました。5%未満の銘柄数も増加。やはり、毎日スクリーニングするより、日経平均の条件を決め、その時のみ仕掛けた方がよさそうです。
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