- 年末にJPX400採用銘柄の中から、割安銘柄を仕掛けた場合、その後の1年で儲かるのかどうかを調べてみました。
- 投資対象は、JPX400採用銘柄です。
- ※過去データの都合上、2015年末からとなります。
- 「絞り込み検索」を使用 ※76.業績相場欄計算の日付を選択できるようプログラムを変更したものを使いました。
■2015年末
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-01.png)
PBR 1倍以下
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-02.png)
PER 10倍以下
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-03.png)
PBRの安い順に5銘柄
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-04.png)
合成チャート作成
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-05.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-06.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-07.png)
上昇率
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-08.png)
儲かりませんでした。失敗です。
同様に、2016年末、2017年末を調べてみます。
■2016年末
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-09.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-10.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-11.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-12.png)
ダメです。+10%もとれません。
■2017年末
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-13.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-14.png)
- 毎年、同じような銘柄が含まれています。2017年末も期待出来そうにありません。
- ただ割安というだけでは、ダメのようです。
■PBRの小さい順ではなく、1株利益の伸び率が大きい順
■2015年末
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-15.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-16.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-17.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-18.png)
ダメです。JPX400指数より下回ってしまいました。
■2016年末
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-19.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-20.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-21.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-22.png)
成功です。利益は3割を超えました。
■2017年末
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-23.png)
![JPX400採用割安銘柄投資法−ソフト利用事例集第412回−](412-24.png)
- 来年もこのまま上昇が続くとするなら、良さそう思えますが、どうせ仕掛けるなら小型株市場のほうが利益が出そうに思えます。2部、ジャスダック、マザーズです。
- 今回JPX400採用銘柄を選んだ理由は、誰が採用銘柄を選んだのか知りませんが、配当も出して、企業として有望だという触れ込みなので、手堅いだろうと思ったからです。
- しかし、実際は2015年末分はダメでした。市場全体がダメだと有望といわれているものもダメです。2016年末分は確かに手堅く推移しましたが、それより小型株市場のほうが大きく上昇しました。
- 来年、勝負したい向きは、やはり小型株市場でしょう。手堅くいくなら、今回のものでもいいのではないかと思います。
- JPX400の選別は、おそらく調査部門があって選択していると思いますが、それでもダメな時はダメ。乱高下の激しい小型株市場にはパフォーマンスで勝てず。仕掛けるちゃんとした理由付けが欲しい投資家向けなのかもしれません。
|