個別銘柄シミュレーション(投資シミュレーションA)
  • 「投資シミュレーション」の機能とは・・・
    • テクニカル指標を使い、ある条件で買い・売りを繰り返した場合の損益を調べます。
    • 例えば、「RSI(相対力指数)が30以下で買い、70以上で売る、ロスカットは仕掛け値から5%下がった時」という条件で調べることが出来ます。
    • 「だいたいこの辺りまで株価が戻ったら」といったあいまいな条件は許されません。テクニカル指標による完全なシステマチック売買といえます。

個別銘柄シミュレーションをしてみます。

ルールは新規買い→売却(ロスカットを含む)を繰り返した場合とします。

まず、新規買いの条件(ルール)と売却(ロスカットを含む)の条件(ルール)を作成します。

買いの条件
RJ指数が20以下でV字して、かつ前日が15以下の時
個別銘柄シミュレーション(投資シミュレーションA)−1−

売りの条件
RJ指数が50以上で下向き、または仕掛値から5%以上下がった場合
個別銘柄シミュレーション(投資シミュレーションA)−2−

対象銘柄はあらかじめ「ユーザー銘柄管理」に登録しておきます。
個別銘柄シミュレーション(投資シミュレーションA)−3−

買い→売りのパターンを実行してみます。
※買い条件シートに合格したら買って、売り条件シートに合格したら売る。この繰り返しです。
個別銘柄シミュレーション(投資シミュレーションA)−4−
ユーザー銘柄管理の倍率(単位)について(新しく追加した機能)
  • 無視(通常設定)・・・株価をそのまま使います。上記の登録銘柄だと、例えば9735セコムは4450円ということになります。
  • 反映させる・・・・・・・株価×倍率(単位)となります。セコムの場合、2、225、000円となります。この設定のメリットは、「値がさ株にシミュレーションが反映されにくい」といった事です。

シミュレーション結果
個別銘柄シミュレーション(投資シミュレーションA)−5−
「売りサイン日」の日付にXが付いているものはロスカットをあらわしています。
「翌日寄付」に*が付いているものは、直近日のデータという意味です。
「売買損益」は一回の勝負(新規買い→売却)の損益
「小計」は銘柄単位の損益
「総合計」は表中全ての損益の事です。

表から分かるようにほとんどがマイナスとなっています。その結果、今回の売買条件のルールではダメという事が分かります。
総合計が大幅プラスになるような売買ルールはユーザー各位次第です。テクニカル派は腕の見せ所ですね。
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