合格数で買いを判断する（システム売買）
  • 日経平均上に買いサインが表示されていなくても、買い銘柄の数が多いときに仕掛けた場合どうなるのかを検証してみます。
  • システム売買日足買い検索を使用します。
    • マニュアルにも記載されていますが、日経平均上に買いサインが表示されていなくても、合格した銘柄が多ければ、その日に合格した銘柄は仕掛け時だ、と判断する方法です。ＪＰ分析の合格数検索と同じ考え方ですね。
    • この手法に基づくと最近の買い時は、８／６、８／７、８／８、８／１１となります。ちょうど日経平均が押し目底をつけたかに見える辺りです。

「システム売買」のメニューから「日足検索メニュー」の「日足買い検索」をクリックします。
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−１−
日経平均の日足チャートが表示されたら、試しに８／６の日付に縦バーを合わせ検索してみましょう。
※この日は日経平均上に買いサインが表示されていません。
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−２−

以下のようなメッセージが表示されます。「はい」をクリックし検索してみましょう。
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−３−
検索が終了すると結果が表示されます。
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−４−
合格銘柄は１２銘柄でした。
検索結果の表示にもあるように５銘柄以上合格したので仕掛け時といえます。
合成チャートを見てみましょう。
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−５−
見事に上昇しています。
個別銘柄は検索結果の表をダブルクリックすると、選択されている銘柄のチャートを表示します。
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−６−
アレンジして時価総額の合成チャートを見てみましょう。「ユーザー銘柄管理」を操作します。
システム売買日足買い検索の結果は「ユーザー銘柄管理」の９９番シートに登録されています。
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−７−

次に銘柄を合成します。
「ユーザー銘柄合成」を使います。
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−８−
このように入力したら「実行」をクリックします。

合成が終了したら、「分析チャート」で見てみましょう。コード番号は「１２９９」です。
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−９−
翌日（８／７）の寄り付きは３，９５６，０００円、現在（８／２５）の終値は４，６２８，０００円。＋６７２，０００円となりました。
８／６だけを取り上げてもしょうがないので、前後の合格数も調べてみます。
日経平均日足チャートの１つ前の山（高値日）７／２９から直近８／２５までの合格数を調べます。
日付 合格数 ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−１０−
７／２９ １
７／３０ ２
７／３１ ３
８／１ ４
８／４ １
８／５ ２
８／６ １２ 仕掛け時
８／７ １４ 仕掛け時
８／８ ９ 仕掛け時
８／１１ ７ 仕掛け時
８／１２ １
８／１３ ０
８／１４ ３
８／１５ ０
８／１８ １
８／１９ ０
８／２０ １
８／２１ ０
８／２２ ０
８／２５ ０
５銘柄以上合格している日は８／６から８／１１です。つまり仕掛け時といえます。
日経平均チャート下に描かれているグラフは合格数です。
指標７４．オリジナル数値（終値）を使用しました。
８／７の結果と合成チャート
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−１１−
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−１２−
８／８の結果と合成チャート
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−１３−
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−１４−
８／１１の結果と合成チャート
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−１５−
ＪＰ法操作編　合格数で買いを判断する（システム売買）−１６−
日経平均上に買いサインが表示されていなくても、個別銘柄の買い時はある、という事がお分かり頂けたかと思います。