「チャート上に自分でつくったサインを表示させたい。」 多くの投資家はそう考えています。 しかし、実際にチャート上に自分の希望するような売買サインを自在に出させるには様々なテクニカル指標の意味が完全に分かっていなければ不可能です。 弊社の株価分析ソフトも同様です。ソフトの精度が高い分だけ指標の理解には余計時間がかかります。 そこで今回簡単に誰でもサインが作成できる機能を開発しました。 この機能を使えばチャート上から売買作成の指示を出す事により、勝手にプログラムが買いサイン・売りサインをつくってくれます。 最初の段階で難しい言葉を覚える必要はありません。 指標の「意味は?」、「数値は?」、「向きは?」などを調べる必要はありません。 プログラムが自動的に売買サインをつくります。
|
|
手順を解説します。 例.9984ソフトバンクの買い条件をつくる まずはチャートを表示させましょう。
「100」と入力します。※先ほどの買い条件が100番シートに保存されているため。 内容は以下の通りです。 |
|
100番シートの買いサインを表示させてみましょう。(F5を押します。) 「100」と入力します。※チェックする最初のシート番号を入力します。 再度「100」と入力します。※チェックする最後のシート番号を入力します。 ここまでの手順で100番シートのみチェックするという意味になります。 以下の表示となります。 今回は5/18も含め3箇所に表示されました。 ※5/18は買いサインを作成した日付なので表示されて当然です。他の2箇所については、同じような買い場だったため表示されました。 |
|
次は、買い条件で儲かったかどうかの検証をしてみたいと思います。 このことをシミュレーションと呼びます。新しく作成した機能です。 下記「シミュレーション」をクリックします。([Shift]+[F2]キーを同時に押します。) 調べるシート番号は100番です。 銘柄を購入してからの保有期間を入力します。今回は20日、およそ1ヶ月で儲かるかを調べます。 結果が表示されます。 上段が「買い条件」を調べる、下段が「売り条件」を調べる場合に見る表です。 今回は、買い条件を調べていますので、上段の「買い」の項目を見ます。 チャートに表示された3箇所が表としてあらわれます。 表中の最高値とは、20日間の最高値です。最安値とは、最高値をつけるまでの最大損失をあらわしています。高値とは、最安値をつけるまでにどのくらい儲かっているかを表現しています。(最安値をつけるまでの高値です。) |
|
ソフトバンクについての成績は良いですが、他の銘柄はどうでしょうか? この事を調べる機能を「検証」といいます。 100番シートは買いの条件なので「上昇率」について調べます。 検証の画面が表示されます。信用銘柄について調べてみます。 「実行」をクリックします。 検証が始まりました。下記は途中経過を表示しています。 検証が終わったら「結果」をクリックし、全結果について表示させてみましょう。
|
|
次に100番シートに合格した銘柄数を見て買い場をさらに厳選してみます。(合格数検索から買いのタイミング) 以下、チャート下のグラフが100番シートに合格した銘柄数をあらわしています。 合格数からの判断は、銘柄数が多い時に買い出動し、さらに儲かる確率を増す事にあります。 上記2ポイントは、飛び抜けて合格数が多いですね。このような日に買い出動すればよいということになります。 |
|
検索結果から銘柄を並び替え、さらに絞り込む。 5月18日は合格数が多い日です。※条件を作成した日付ですが、必ず条件作成日の合格銘柄が多いとは限りません。 この日の買い銘柄は下記のようになります。 たくさん表示されました。 資金の都合上、全部買い付けるわけにはいかないと思います。 例えば、以下ように5銘柄ほどピックアップしましょう。(短弾の小さい順に5銘柄を買い付ける)など 上記5銘柄の合成チャートと日経平均の上昇率について比較してみました。 上昇率は、日経平均に勝っています。 |
|
|
|
戻る |