J・P法(ジャンピング・ポイント株式投資法)とは・・
- 一口でいうと、検証可能な形でそのノウハウが公表されたローリスク・ハイリターンの 科学的投資法であり、基本的に市場の非効率性を衝いた逆張り投資法です。
- 検証可能ですから常に他の投資法との優劣が明確になります。J・P法は常にその世界でナンバー1の投資法であり続けるために進化をし続ける投資法です。
J・P法の目的
<儲けること>
- 株式投資の最終目標は相場を当てることではなく、資産を株式投資によって殖やすことつまり儲けることです。無論、相場を百発百中当てることができれば、いやでも儲かってしまいます。しかし、いかに科学が発達しようともそんなことは100%無理な話です。(もし可能であるという人がいればその人は詐欺師かバカかのどちらかです)J・P法は占いのように個々の銘柄を当てることではなく株価を統計的に処理することにより継続的に利益をあげることを目指します。
J・P法の特徴
- 1)出来ることと出来ないことを峻別
- 当てることは出来ないが儲けることなら出来る、私達は何人といえども納得せざるを得ない「自明の理」を積み重ね確率的に最大利益が期待できる手法を完成するための合理的な努力を傾注し続けています。
- 2)勝ち易きに勝つ
- トータルとして勝ち続けるためには市場全般の流れを読み、期待収益が予想されるリスクよりも大きい特殊な時期の到来を待って市場に参入する必要があります。
- 「森(市場全般)を見てから木(個別銘柄)を見る」のがJ・P法の基本です。その上で更にリスクを軽減するために複数銘柄をバスケット買いします。
- 3)迷信から統計へ
- 株式相場は人生同様どんなに科学が発達しても予測不可能な側面を山ほど抱えています。将来が予測できない不安定なものに対処する場合、人は何か神秘的なものや力強いものに頼る傾向があります。株式投資の世界、とりわけテクニカル分析の世界では神秘性でカモフラージュした非科学的な投資法が未だに主流を占めています。
- 将来の変動が不安定で予測が不可能な商品を扱う場合の合理的な対応法は統計と確率を利用することです。<迷信から統計へ>がJ・P法のモットーです。
J・P法の歴史
- J・P法は開発者である吉村茂光が昭和40年代に株式売買の実践の中から開発された投資法です。
- この投資法を小冊子の形で一部の投資家に配布したのが今から約30年以上前になります。M指標(今盛んに使用されているMACDとほとんど同じ)、MAV指標、株価弾性値等のオリジナル統計指標を駆使した科学的なテクニカル分析は画期的なものでした。
- 1984年にはJ・P法の考え方を体系化して「最後に笑う 亀の歩みの投資術」(青潮出版刊)を出版、多くの投資家、特に専門家の好評を博しました。(我が国のテクニカル分析で指数平滑法「スムージング」や出来高加重平均(VWAP)株価を用いたのはこの本が初めてです)
- その後パソコンの普及、低価格化に応じ1989年にパソコン使用を前提としたJ・P法の解説書「投資術の革命」(ぴいぷる社)を出版しました。
- J・P法の解説書は上記の2著だけですが、その後も我々は日々研究を重ね分析手法も計量分析的な方向性を強め、マーケットリスクを分析した上で個別銘柄のポートフォリオをいかに合理的に作成するかの研究に専念した結果、実践的効果に於いても飛躍的に向上したものと自負しております。
吉村茂光
吉村茂光が考案した投資法。
民間調査機関、証券会社調査部を経て兜町生活40年。
早くからコンピュータ投資の研究に手を染めJP(ジャンピング・ポイント)投資法を開発。
2020年1月30日 85歳で永眠
書籍 「最後に笑う 亀の歩みの投資術」(青潮出版刊)
書籍 「投資術の革命」 ¥2,800 当会にて取扱中 |