- サイコロジカルとは「心理的な」という意味であり市場心理を測って売り買いの判断とする手段である。
- 直近12日間の中で終値が前日比プラスの日数とマイナスの日数を計算し、その期間中プラスが何日あったか比率を計算する。25%以下が買い場75%以上が売り場とみる。
- 通常12日(週)という周期を用いて計算する。サイコロジカル・ラインは日経平均株価には比較的よくマッチする。という検証結果がでている。計算が楽で、しかもある程度の有効性がある。という点ではすぐれた指標である。
- 「陰陽サイコロジカルライン」
通常のサイコロジカルラインは、前日比で計算を行うがこのサイコロは陽線で計算を行う。
- サイコロジカルラインには面白い確率の話がある。結論だけ述べると12連続安(高)の起こる確率は4096分の1になる。これは年間立会日数を250日とすると16.4年に1度しか起こらない確率である。
- 同様にして
1勝11敗(11勝1敗)以下の起こる確率は4096分の13
2勝10敗(10勝2敗)以下の起こる確率は4096分の79
3勝 9敗( 9勝3敗)以下の起こる確率は4096分の299
という事は、例えばサイコロジカルラインが16.7%になったとするとそれ以下になる確率は実に1.9%しかないわけで確率から言えば相場は上にいく確率が極めて高いと判断できるわけである。
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