- 一日の値幅は”「エネルギー」と「人気」の上限と下限の振幅”と見ることにより、強弱エネルギーと強弱人気から株価のポイントを見抜こうとする指標。
- Aレシオ
- 一日の株価の動きを強弱エネルギーとしてとらえ、株価予測のアプローチを試みるために考案された指標。
- 特に仕手性の強い人気銘柄の売買ポイントを把握するために使われている。
- なかでも、値がさ仕手株の高下波乱の時には、意外な威力を発揮するといわれている。
- 単独でも用いるが、Bレシオとの相関関係から分析するのが最も一般的である。
- 当日の始値を基準にして、始値より上に作用したエネルギー(値幅)を強、下に作用したエネルギーを弱として、過去26日間のプラスエネルギーをマイナスエネルギーで割って値を求める。通常26日が使用される。
- Bレシオ
- Aレシオがエネルギー面から株価にフォローしていこうとしているのに対して、Bレシオは市場人気の強弱からフォローしていくバロメータとして考え出されたもの。
- Aレシオとの相関関係から分析
- 当日の終値を基準にして、前日の終値より上に作用したエネルギー(値幅)を強、下に作用したエネルギーを弱として、過去26日間のプラスエネルギーをマイナスエネルギーで割って値を求める。通常26日が使用される。
- Cレシオ
- 当日の株価を前日の中値からプラスエネルギーとマイナスエネルギーに分け、このエネルギーを分析することによって、いつ上がる、いつ下がるか、という「いつ」に挑戦する事を目的に作られたレシオである。
- AレシオとBレシオの併用した使い方
- 買い場
- A、Bレシオ急落押し目買い
- A、Bレシオが共に高い位置から急落し、70ポイントを下回ったとき
- A、Bレシオ接近押し目買い
- Aレシオが低い位置でエネルギーを蓄積している時に、Bレシオが高い位置よりAレシオに接近してきた時
- BレシオがAレシオを下回る押し目買い
- 低い位置でAレシオを下回っていたBレシオが、100以下でAレシオにクロスしてきた時
- 上昇中段のABレシオ接近押し目買い
- Aレシオが上昇しながら下降してきたBレシオに中段で接近、クロスしてきた時
- 売り場
- レシオ急騰利食い売り
- Bレシオの位置が押し目の位置から株価の上昇に伴って上がって、2倍値に上がったら 利食い売り
- 株価が上放れた場合の売り
- 原則として株価が上放れた場合の利食い目標はBレシオの上昇前の3倍値
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