JP分析の売買サインを用いたSQ値の予想方法を解説します。

通常の売買サインの考え方は、買いサインだったら上、売りサインだったら下ということですが、225オプションの場合、このような考え方以外にも今回説明するような範囲という使い方も出来ます。


7月SQの予想2(JP分析シミュレーション機能)
  • 第161回では、WORK分析を使った7月SQの予想範囲について調べました。しかしその後、6/25に今度はJP分析日足で、売りサインが表示されました。毎日チェックている方はご承知のことだと思います。
  • そこで今回は、6/25のサインに基づいて第161回と同じように7月SQ値の予想範囲について調べてみます。
  • 7月SQ日まではサイン点灯後、残り9日です。(翌日は0と数えるため)過去において、サインが表示された日を調べ、SQ値の範囲を予想してみます。
  • 使用するソフトは「JP1000」です。※データが長期に渡り使えるからです。

■過去のサインを調べる

今回6/25に点灯したのはJP分析日足609番売りサインです。
※チャートをクリックすると拡大します。
ソフト利用事例集 第164回 7月SQの予想2(JP分析シミュレーション機能)

SQ日と重ねて表示
※チャートをクリックすると拡大します。
ソフト利用事例集 第164回 7月SQの予想2(JP分析シミュレーション機能)

6/25から7/9SQ日までは、平日換算で、残り10日です。
(※シミュレーション機能では翌日が0日なので操作では9日とします。)

この間で、過去どのくらいの上限、下限があったのかを調べます。

■シミュレーション実行

609番のシミュレーション
「条件」−「シミュレーション」から609番。
ソフト利用事例集 第164回 7月SQの予想2(JP分析シミュレーション機能)

サインが表示されてから、10日先まで調べます。この場合、入力する数値は「9」です。
「0」だとサイン翌日まで、「1」だと、サイン表示から翌々日までとなります。
今回のサイン日は、6/25。平日の翌日は、6/28「0日目」。6/29「1日目」、7/9「9日目」(SQ日)です。
ソフト利用事例集 第164回 7月SQの予想2(JP分析シミュレーション機能)

上値の目処は、「買いの場合」から「最高値」の損益を、下値の目処は、「売りの場合」から「最安値」の損益を見ます。
ソフト利用事例集 第164回 7月SQの予想2(JP分析シミュレーション機能)


上値の目処は、08/02/20が最大で+642円です。
ソフト利用事例集 第164回 7月SQの予想2(JP分析シミュレーション機能)

下値の目処は、07/12/28に−1791円がありますが、これは年末なので除きます。休みが多いからです。
次に値下がり幅が大きい日は、07/07/23の−1346円です。
ソフト利用事例集 第164回 7月SQの予想2(JP分析シミュレーション機能)

サイン翌日の寄り付きは、9759円です。これを基にSQ値の範囲を予想してみます。
上値の目処
 9759+642=10401円

下値の目処
 9759−1346=8413円

SQの予想範囲は、10401円〜8413円となります。

上の表をよく見てみると、特に下の「売りの場合」ですが、大きな値下がりの日が散見されます。これは、サインが点灯してから、大きく下げる時が多々ある、ということです。
よって、相場は、上にいくより下にいった場合に注意すべきだと分かります。もともと買いサインではなく、「売りサイン」ですからなおさらです。

この時、225オプションを仕掛けるなら、コール側は、10500コール売りまたは10250コール売りでしょう。
プット側は、8500円割れということは、考えにくいので、(SQで残り10日なので)8750プット売りでしょうか。もしかしたら9000円割れもあるかもという予測からです。ただ9000円近辺になった場合、一旦反転もすると考えられます。急落後の急騰です。またSQが近いですから、9000円割れになると困る大口の投資家もいることでしょう。

SQまでの値動き

609番サインが点灯してから、一気に下落しました。一時は、7/6に9092円の安値があり、そこから反騰しています。急落後の急騰パターンですね。
ソフト利用事例集 第164回 7月SQの予想2(JP分析シミュレーション機能)

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