JP法の各種指標

 

株価弾性値‥‥出来高加重移動平均と株価の離れ具合(カイリ)を計算した指標。

              ある期間の平均的投資家の懐勘定を計算したもの。

 

生弾性値‥‥‥スムージングをかける前の短期株価弾性値。

ある時点の平均的投資家の懐勘定を計算したもの。

 

M指標‥‥‥‥2本の出来高加重平均どうしの離れ具合(カイリ)を計算した指標。

 

MAV指標‥‥2本の売買代金どうしの離れ具合(カイリ)を計算した指標。

 

最安値周期‥‥最安値から、現在までの期間を規定するにあたり、

どれぐらいの期間内の最安値を採用するかを規定する。

 

最安値日柄‥‥ある期間の内の最安値から現在まで、どれぐらいの日柄を要したかを規定する。

 

最安値比率‥‥ある期間の内に、最安値から現在まで、どれぐらいの上げたかを比率で規定する。

              ある期間内の最安値から、時価が、何%になったかで表す。

 

最高値周期‥‥最高値から、現在までの期間を規定するにあたり、

どれぐらいの期間内の最高値を採用するかを規定する。

 

最高値日柄‥‥ある期間の内の最高値から、現在まで、どれぐらいの日柄を要したかを規定する。

 

最高値比率‥‥ある期間の内の最高値から、現在まで、どれぐらいの下げたかを比率で規定する。

              ある期間内の最高値から、時価が、何%になったかで表す。

 

出来高倍率‥‥その日(週)の出来高が、

その日(週)を含む期間の出来高の何倍になっているかを規定。

 

最大出来高‥‥その日(週)の出来高が、

その日(週)を含まないある期間の出来高の最大出来高になっているかを規定。

 

出来高水準‥‥過去のある期間の平均出来高。

新値周期・更新本数

高値更新本数‥‥過去のある日数の最安値から何本高値を更新しているか。

安値更新本数‥‥過去のある日数の最高値から何本安値を更新しているか。

足取り・5本設定‥‥過去5日間の足取り(陰線・陽線)を入力します。

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株価弾性値 ‥‥ 出来高加重移動平均と株価の離れ具合(カイリ)を計算し、スムージングした指標。

                ある期間の平均的投資家の懐勘定を計算したもの。

 

     JP法では、パラメータとして、

短期13日(週、月)、中期26日(週、月)長期50日(週、月)を、使用している。

 

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出来高加重平均(コスト移動平均線)

 

 

出来高加重移動平均と株価の離れ具合(カイリ)の定義

 

当日株価が出来高加重平均の上にある場合

 

当日株価が出来高加重平均の下にある場合

 

株価弾性値

 

株価弾性値(初日)= 出来高加重移動平均と株価の離れ具合(カイリ)

 

株価弾性値(初日以降)

株価弾性値(前日)

{ 当日の出来高加重移動平均と株価の離れ具合(カイリ)− 株価弾性値(前日)} ×


     株価弾性値では、指数平滑法を用いて、スムージングしており、

上記の  は、指数平滑法における平滑化定数です。

ここには、一般に  が入り、nには、平滑化期間を入れて用います。

したがって、この場合、平滑化期間は12日となります。

 

     JP法では、短期弾性値、中期弾性値、長期弾性値とも、

平滑化期間には12日(週、月)を用いています。

 

       つまり、日足の場合、

短期株価弾性値は、13日の出来高加重平均から乖離率を、

12日の平滑化期間で、指数平滑法を用いて平均したもの。

中期株価弾性値は、26日の出来高加重平均から乖離率を、

12日の平滑化期間で、指数平滑法を用いて平均したもの。

長期株価弾性値は、50日の出来高加重平均から乖離率を、

12日の平滑化期間で、指数平滑法を用いて平均したもの。

週足、月足の場合は、それぞれ“日”の部分を、“週、月”に入れ替えて用いている。

 


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生弾性値 ‥‥‥ 出来高加重移動平均と株価の離れ具合(カイリ)そのもの。

スムージングをかける前の株価弾性値。

ある時点の平均的投資家の懐勘定を計算したもの。

 

     JP法では、パラメータとして、

短期13日(週、月)、中期26日(週、月)長期50日(週、月)を、使用している。

 

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出来高加重平均(コスト移動平均線)

 

 

生弾性値(出来高加重移動平均と株価の離れ具合(カイリ)の定義)

 

当日株価が出来高加重平均の上にある場合

 

当日株価が出来高加重平均の下にある場合


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M指標‥‥‥‥2本の出来高加重平均どうしの離れ具合(カイリ)を計算した指標。

スムージングした指標。

             

株価移動平均線でもそうであるが、出来高加重平均でも、

周期の異なる出来高加重平均のゴールデンクロス、デットクロスを、

売買シグナルとして使うと、

結果として、タイミング的に遅れてしまうことが多い。

 

これは、株価でも、加重平均でも、

移動平均を使うということは、遅行指標と使うことと同じになるためである。

 

移動平均は、“生の数値”を使用するのに比べて、

その変動が穏やかになるが、

どうしても、その周期での過去の数値を使用するため、遅行性が大きくなってしまう。

 

              そのため、2本の出来高加重平均どうしの離れ具合(カイリ)に着目し、

              出来高加重平均のゴールデンクロス、デットクロスを、

より早く、察知しようということを意図として、作られた指標がM指標である。

 

出来高加重移動平均は、当然、採用された周期によって、動きが異なる。

つまり、短期の出来高加重移動平均は、長期の出来高加重移動平均よりも、早く動く。

そして、周期の異なる出来高加重移動平均線のゴールデンクロス、デットクロスとは、

その差がゼロになった時点である。

したがって、その離れ具合(カイリ)に着目していれば、

ゴールデンクロス、デットクロスを、その示現よりも、早く察知できるだろう。

そういう発想である。

 

この考え方は、株価移動平均2線乖離率と同様である。

 

ただし、M指標は2つの出来高加重移動平均の差を求めた後に、

平滑化定数 (固定)で、指数平滑平均化をしている。

              また、MAV指標は、売買代金で、M指標と同様のことを行ったものである。     

 

仮に、株価で、M指標、MAV指標と同様のことを行うとすれば、

株価移動平均2線乖離率を、平滑化定数 (固定)で指数平滑平均化すれば良い。  

 

 

M指標(初週)

 

     短期と長期の出来高加重平均のパラメータの規定が必要になる。

 

JP法では、

短期M指標のパラメータとして、短期が4日(週、月)、長期が13日(週、月)、

中期M指標のパラメータとして、短期が9日(週、月)、長期が26日(週、月)、

を採用している。

 

短期M指標(初週以降、短期の出来高加重平均が4日、長期の出来高加重平均が13日)

 

M指標(前週)

 ×  

 

 

中期M指標(初週以降、短期の出来高加重平均が9日、長期の出来高加重平均が26日)

 

M指標(前週)

 ×

 

 

  M指標でも、指数平滑法を用いて、スムージングをしており、

平滑化期間は、短期M指標、中期M指標とも、5日(週、月)を採用しています。

 

       つまり、日足の場合、

短期M指標とは、4日と13日の出来高加重平均2線乖離率を、

平滑化期間5日で、指数平滑法を用いて平均したもの。

中期M指標とは、9日と26日の出来高加重平均2線乖離率を、

平滑化期間5日で、指数平滑法を用いて平均したもの。

週足、月足の場合は、それぞれ“日”の部分を“週、月”に入れ替えて用いている。


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MAV指標‥‥周期の異なる期間における1日(1週)当たりの売買代金の離れ具合(カイリ)を計算し、

スムージングした指標。

 

              周期の異なる期間における一日あたりの売買代金の変動に着目することにより、

人気圏、不人気圏を捉えようということを意図した指標である。

 

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MAV指標

 

MAV指標(初日)

 

     短期と長期のについて、パラメータの規定が必要になる。

 

JP法では、

MAV指標のパラメータとして、短期が4日(週)、長期が13日(週)、

を採用している。

 

MAV指標(初日以降、短期の売買代金が4日、長期の売買代金が13日)

MAV指標(前日)

 ×  

 

 

  MAV指標指標でも、指数平滑法を用いて、スムージングをしており、

平滑化期間は、5日(週、月)を採用しています。

 

     つまり、日足の場合、

MAV指標とは、4日と13日の売買代金2線乖離率を、

平滑化期間5日で、指数平滑法を用いて平均したもの。

週足、月足の場合は、それぞれ“日”の部分を“週、月”に入れ替えて用いる。


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最安値周期‥‥最安値から、現在までの期間を規定するにあたり、

どれぐらいの期間内の最安値を採用するかを規定する。

 

最安値日柄‥‥ある期間の内の最安値から現在まで、どれぐらいの日柄を要したかを規定する。

 

最安値比率‥‥ある期間の内に、最安値から現在まで、どれぐらいの上げたかを比率で規定する。

              ある期間内の最安値から、時価が、何%になったかで表す。

 

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最高値周期‥‥最高値から、現在までの期間を規定するにあたり、

どれぐらいの期間内の最高値を採用するかを規定する。

 

最高値日柄‥‥ある期間の内の最高値から、現在まで、どれぐらいの日柄を要したかを規定する。

 

最高値比率‥‥ある期間の内の最高値から、現在まで、どれぐらいの下げたかを比率で規定する。

              ある期間内の最高値から、時価が、何%になったかで表す。

 

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出来高倍率‥‥その日(週)の出来高が、

その日(週)を含むある期間の出来高の何倍になっているかを規定。

 

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出来高倍率

 

     出来高倍率の周期とは、上記のある期間のこと。

 


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最大出来高‥‥その日(週)の出来高が、

その日(週)を含まないある期間の出来高の最大出来高になっているかを規定。

 

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最大出来高の周期とは、上記のある期間のこと。

 


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出来高水準‥‥過去のある期間の平均出来高。

 

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出来高水準

 

     出来高水準の周期とは、上記のある期間のこと。

 


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新値周期・更新本数

高値更新本数‥‥過去のある日数の最安値から何本高値を更新しているか。

安値更新本数‥‥過去のある日数の最高値から何本安値を更新しているか。

 

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足取り・5本設定‥‥過去5日間の足取り(陰線・陽線)を入力します。

 

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