★ジャンピング・ポイント投資法メールマガジン★ 第8回 --------------------------------------------------------------------- 実戦的株式投資論               2006.01.29 吉村 茂光 --------------------------------------------------------------------- ◇J・P法は曲がらない 曲がりようがないのである。何故ならばJ・P法は未来を予測しないからである。 当然のことながら予想しないものに当たるも外れるもない。 J・P法はあくまでも確率の範囲で相場を考える。こうなればこうなる確率が 高くなるからこう対処するのが妥当である。しかし、株価の変動はきわめて ランダムに近い(特に目先では)こうなるはずがそうならないこともままある。 その時はどうするか?あくまでも過去の統計と確率に基づいて行動方針を決定 していくのがJ・P法である。 その結果、当たった当たらなかったという皮相的なレベルでも相対的に当たって しまったという皮肉な結果になりがちである。 私達の年代は神秘的なものに対する拒否反応が異常に強い人が多い。 日本は神の国であり、戦争に負けそうになれば神風が吹いて助けてくれる、といった 馬鹿なことを大真面目でいう先生に教わった反動があるのかも知れない。 この本は奥が深いから50回は読め、などと著者自らが言っている本などを読むと、 当人の人格、識見を反射的に疑ってしまうのが我々の年代である。 投資法などというものは単純明快なものが良い。 その方が実用性も高いし欠点も明らかであるからリスク管理も容易になる。 テクニカル分析に過剰かつ神秘的な期待をするのは間違いのもとである。 前々回、このメルマガで紹介した毎月初にハイ・ロー・バンドが買い転換した 銘柄から株価の安い順に5銘柄機械的に買い付ける方法でも直近の大発会に 買った5銘柄は翌日の寄付きで買えば計851000円で買える。 これを買ってから初めて陰線を付けた日の翌日寄り付きで売れば901000で 売れるしライブドア・ショックによる急落後、本日大引けで売っても 889000円で売れる。 前回申し上げたように18日に225先物か160コールを買っておけば とてつもない大もうけができたはずである。 それでは今回はどうすればよいかということになるが相場はどこまでも野放図に 上がっていくものではない。上昇のスピードに反比例して下落リスクは大きくなる。 当たろうと外れようと売買はとりあえず見送りたい。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ソフトの購入はこちらです。 http://www.neuralnet.co.jp/soft/ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ■ジャンピング・ポイント投資法って何?  http://www.neuralnet.co.jp/master/ ■図解JP法シリーズ 連載中です。  http://www.neuralnet.co.jp/whatjp/ ■ソフトの使い方はこちらに載っております。  http://www.neuralnet.co.jp/howjp/ ■株プログラマーの銘柄採集日誌blog  http://blog.neuralnet.co.jp/ ■免責事項■  投資に関する最終決定はご自身の判断で行いますようお願いいたします。  当社から提供する内容に基づいて購読者が行う判断の一切について責任を  負うものではありません。  当メールマガジンの内容を、当社の許可なく転用・販売することを固く禁  じます。 ■解除、今後一切の連絡が必要ない方  当社までご連絡下さい。そのように手続きいたします。  ニューラルネットシステム株式会社  東京都港区赤坂6−6−4−204  support@neuralnet.co.jp  http://www.neuralnet.co.jp/