地獄の底から生還した投資法(ジャンピング・ポイント投資法) --------------------------------------------------------------------- 自伝的株式投資必勝法                    2007.04.02 ー私はこうやって地獄の底から生還したー             第16号 ●非常識じゃなければ儲からない!! --------------------------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 我々が目指すのは・・・ ●世界一運の悪い人でも儲けられる 投資法です!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■相場の世界は結果が全て いかなる名論卓説も相場の世界では儲からなければ「釈迦の説法も屁一つ」 です。 ■見果てぬ夢は見るな  ところが投資家の多くは「どこかに百発百中の秘法があるはずだ」とか 「大手証券の専門アナリストの予測であれば大きく狂うことはないはずだ」と 錯覚しています。 ■百発百中の秘法などあるはずがない  もし相場の世界に百発百中の秘法とか絶対に間違うことのない名アナリスト などというものが存在するなら大手の金融機関がインデックスファンドなどと いうかったるいものを保有することは考えられません。 ■バフェットは神様ではない  オマハの聖人と称されるオーレンバフェット氏は株式投資の神様のように言 われていますが私は必ずしもそう思いません。  彼が株を始めた時期、彼の性格、その他諸々の幸運が重なった結果世界的な 大投資家になったに過ぎないと思っています。  こんなことは少し考えれば誰でも分かることです。世界中にはバフェット氏 よりも頭のよい投資家はいくらでもいるはずです。    その人たちが成功しなかったのは市場に参入した時期が悪かったのか、運と 寿命に恵まれなかったのかどちらかです。    事実、バフェット氏が米国市場に参入したのは大恐慌後の最悪の時期であり (つまり新規に参入するには結果的にみて最高の時期)氏の運の強さは米国経 済の最悪期にスタートし、その後の長期間に及ぶ高度成長をバイ・アンド・ホ ールドによりフルに享受できたという点です。 ■壁紙をはがして大儲けした米屋さん   運とか偶然とかいうものは原則的に人知ではいかんともしがたいものです。  私の知っているお米屋さんは敗戦で無価値になったと思いこみ戦前に亡父が 残していった株券を襖の下張りにしたまま忘れていました。ところがある日ふ と新聞の相場表を見てびっくり仰天、無価値になってしまったとばかり思って いた襖の株式がとんでもない値段を付けているではありませんか。これは大変 とばかり株券を引っ剥がし急遽証券会社に駆けつけ即座に売却し、そのお金で 当時近所では珍しかった鉄筋コンクリートのビルを建ててしまいました。  幸運というのは重なるもので、バブル期にこのビルの近辺が大規模再開発地 帯に組み込まれ夢想だにもしなったような大金で売却できた、という嘘のよう な話さえあります。 ■運はいかんともしがたいが・・・ この例からも分かるように人間の才能などというものはその人について回る 運に比べれば屁のようなものです。  実際、私たちの周りを見回しても賢い人、勉強熱心な人が必ずしも株で儲か っているわけではありませんし、あまり頭脳明晰でもなく努力家でもない人が とてつもなく儲かっている例が沢山あります。 ■しかし、運だけというのではあまりにも空しい 何とか運に左右されない方法はないのか考え続けてきました。その際、運の 良い人、つまり成功者の例をいくら研究してもあまり参考にはなりません。 (なにしろ自分に運がないのですから・・)    頭が良く研究熱心であるにもかかわらず儲からない人はどうしてそうなるの か研究した方が理屈に合っているはずだと考えました。    幸い私は商売柄、様々なタイプの投資家に接することができます。  そんな投資家の中から頭が良く勉強家であるにもかかわらず、どうしても儲 からないという投資家の共通項を括りだして見ました。 =============================== 以下儲からない投資家の共通項を独断と偏見で括り出してみました。 =============================== 1)学問の分野と同様、権威のある古典的な教科書が存在し、それを徹底的に   研究すれば必ず勝てると信じている。(相場は教科書のない世界であると   いうことが分かっていない) 2)上のことと多少重複するが、権威に対する盲信がある(例えば日経新聞は   常に正しいとか新聞、テレビにしょっちゅう出てくる評論家の見識を過大   評価するとか)   「東大生の書いた株の本」などという滑稽な題名の本が売れるのは日本だ   けでしょう。 3)過剰な強調性(組織の中の優等生は自分の頭で考えるのが苦手) 4)世間で認知されてると称される神秘的なテクニカル分析の信奉者が多い   (例えばエリオットの理論、ギャン理論、一目均衡表等々オカルティック    で信奉者が多い割にその中から継続的な成功者がでた話はほとんど聞か    ない投資法) 5)断定的かつ声高な主張に弱い ___________________________________  以上、よくよく考えてみるとこれまでの日本社会で模範的とされたサラリー マンの特質とピタリ一致します。  つまり従来の模範社員は株に向かない。  はやりの言葉で言えばチョイ悪オヤジ的資質が株で儲けるには必要なのかも 知れません。  要するに「学習」は得意だが「研究」なかんずく独創的な「研究」が苦手な 人は株に向かないということになります。 ___________________________________ 「こんなことをやっていては儲からない」といくら言っても「こうすれば儲か る」ということを述べない限り片手落ちになります。しかし、株式必勝法の第 一要諦は「勝つことより負けないこと」です。 負けないためには以下のことに留意すべきでしょう。  1.権威を盲信せず自分の頭で考える  2.コンセンサスに逆らうことを恐れない  3.実績のない虚名だけ高いテクニカル分析を盲信しない  4.株価の先行きを自信たっぷりに断言するエセ教祖に惑わされない 次回はさらに一歩踏み込んでこうやったら儲かるはずだという具体的な売買技 法について解説する予定です。 (この点に関してあらかじめ研究しておきたい方は弊社の小冊子を参考にして  下さい) ます。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 小冊子のお申し込みはこちらからです。 http://www.neuralnet.co.jp/book/ ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎  ジャンピング・ポイント投資法って何?  http://www.neuralnet.co.jp/master/ 最近のホームページ更新状況 −ノウハウ公開中− ■図解JP法シリーズ第90回分  ※ソフトユーザー様向けにノウハウを公開しております。  http://www.neuralnet.co.jp/whatjp/ ■ソフト利用事例集 第86回分です。  ※ソフトユーザー様向けにノウハウを公開しております。  http://www.neuralnet.co.jp/howjp/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■既発行のメルマガはこちらです。  ジャンピング・ポイント投資法メールマガジン  http://www.neuralnet.co.jp/melmaga/ ■図解JP法シリーズ 連載中です。  http://www.neuralnet.co.jp/whatjp/ ■ソフトの使い方はこちらに載っております。  http://www.neuralnet.co.jp/howjp/ ■株プログラマーの銘柄採集日誌blog  http://blog.neuralnet.co.jp/ ■吉村茂光おすすめ書籍  http://www.neuralnet.co.jp/bookinfo/ 弊社は、常に進化し続けることをモットーに株価分析ソフトの 開発、研究をしております。 ノウハウにつきましては、ユーザー様向けサイト、「図解JP法」、 「ソフト利用事例集」に掲載し続けております。 ■免責事項■  投資に関する最終決定はご自身の判断で行いますようお願いいたします。  当社から提供する内容に基づいて購読者が行う判断の一切について責任を  負うものではありません。  当メールマガジンの内容を、当社の許可なく転用・販売することを固く禁  じます。 ■解除、今後一切の連絡が必要ない方  当社までご連絡下さい。そのように手続きいたします。  ニューラルネットシステム株式会社  東京都港区赤坂6−6−4−204  support@neuralnet.co.jp  http://www.neuralnet.co.jp/