日足逆張り買い条件（ＷＯＲＫ分析）検証・合格数検索

「吉村茂光の投資教室」の第３回に公開されているＷＯＲＫ分析シートについて検証してみたいと思います。

「吉村茂光の投資教室第３回」で使われているＷＯＲＫ分析シートの内容です。[WorkShtDay006.csv] このＣＳＶ形式のファイルはＷＯＲＫ分析シートの「取込」ボタンで自動的に登録されます。[C:\WinJPDta]フォルダへ保存し、各自ＷＯＲＫシートへ取り込んでください。 ◆日足逆張り買い条件◆ 株価が２５日移動平均から１２％以上、下方カイ離している。 周期２５日のカイリ度が「−１２」以下という事です。 ＲＪ指標が前日２０以下、本日３０以下でＶ字反転している。 周期は「１４」と「９」を使います。短期周期に「１４」（Ａ指数周期）、中期周期に「９」（Ｂ指数周期）と入力します。 ５０日移動平均が上向きである。 中期Ｍ指標が−６以下である。 Ｍ指標の周期は固定です。中期周期の項目が「９．２６」となっていますが、無視してください。入力しなくても自動で入ります。 当日出来高が１０万株以上である。 出来高移動平均の項目を使います。短期周期が「１」であれば１日だけの平均となりつまりは、当日の出来高と同じ事となります。 上記条件をＷＯＲＫシートのスタイルに直すと以下のようになります。シートは横方向へ長いのでスクロールさせて入力します。 各入力項目の意味については、マニュアルをご覧下さい。

検証してみました。 結果です。 「吉村茂光の投資教室」の第３回の結果と比べると良くなっていますね。 このシートはおよそ３年ほど前、web上にアップされましたが、現在でもその効力は有効のようですね。

合格数検索をして、結果のグラフを見てみましょう。 結果はチャートの「機能」−「ＷＯＲＫ合格数」から表示させます。 最近、一番多く合格した日は１１月２０日でした。この日の買い出動を逃す手はないでしょう。 検証　１１月２０日のみ 検証「開始日付」と「終了日付」を同じにする事によって、その日のみの検証が可能となります。 結果 １０％以上、上昇した確率は、およそ９４％です。さらに半分の確率で３０％ＵＰとなっています。 ＷＯＲＫシートとは、 一般的なテクニカル指標があらかじめ登録されています。 １つの指標は最大３つまで登録する事ができ、３本の線の位置関係などを調べる事が可能です。例えば、順位相関係数の９日と２６日線がゴールデンクロスした日はいつか、といった事です。 ３本幅の項目を使えば３本の線の収れんを調べる事もできます。 「０」を上に抜けた、といった基準値上下抜けの設定もあります。

■２０１８年４月４日（木）更新 直近に当てはめてみました。 検証結果 合格数グラフ １４年前と比較すると、合格数が減少しています。永遠に続くものは、ないという事でしょう。 少しアレンジして、条件から出来高の項目をはずしてみるとこうなります。 検証結果 合格数グラフ 合格数が増加し、グラフもはっきりと増加が見てとれるようになりました。 突出した日のみの検証結果 合格した銘柄の半数ほどは、＋２０％超え。まずまずではないでしょうか。 このように過去のシートをアレンジしていくのもいいと思います。 慣れてきたら、１から作っていきましょう。