第3回 | 2001年01月26日(金) |
1)株価が25日移動平均から12%以上、下方カイ離している。
2)RJ指標が前日20以下、本日30以下でV字反転している。
3)50日移動平均が上向きである。
4)中期M指標が−6以下である。
5)当日出来高が10万株以上である。
上記条件を全て満たしている場合、買い合格銘柄とする。
日足逆張り売買の第二ステップ・・・設定条件の過去確率検証
株式投資で一番大事なのは自分の力量を客観的に知ることです。孫子の兵法にも「敵を知り己を知らば百戦殆からず」とあります。
自分がこれから使おうとしている投資法はどの程度外れるのかを知り、リスクの取り方をあらかじめ考えておく必要があります
今回のやり方では平均で17.15%上がる可能性が高いものの、10回のうち3回は失敗することを覚悟しておかなければなりません。
しかし、10回のうち7回成功するのであれば、市況全般が味方している時に複数銘柄を同時に買えば成功する確率はかなり高くなるであろうという事は容易に想像できます。
日足逆張りの第三ステップ・・・買いポイントの検出
今回一番最初に掲示したチャ−トを見ていただきたい。これは日経平均日足の下に、ここで解説した条件に合格した銘柄数を併記したものです。
このチャ−ト中で縦線の引かれている部分が「勝ち易き」ポイントであると考えられます。
この中でちょっと見ると一番儲かりそうもないポイントが4月28日です。日経平均上で見る限り買い場ではなく売場のように見えます。しかし、この時点で買い銘柄を検索しそれを同時に買うと、その下の合成チャ−トのように見事に底値で買えたことが分かります。
このようにJP法は・・
というプロセスを経てぎりぎり合理的に株価を追いつめていく投資手法です。