第8回 | 2001年03月07日(水) |
日経平均がどう動こうと機械的に楽しく儲ける法
●誰がやっても同じ結果になる
●機械的に売買時期を明示する
●機械的に売買銘柄を検索する
●売買手法の有効性は長期間の過去デ−タによって証明されている
(本来、コンピュ−タを利用した投資家向けの分析ソフトは上記の一連の作業が自分流にできるように作られていることが最低の条件です)
こうやれば楽しく儲かる
1)自分でダウ平均を作ってしまおう!!
2)低位株の局面を探る簡単な方法
上のチャ−トにより昨年7月11日より本日までは下げ相場だったということになります。
●売買のタイミングは最初のチャ−トで誰にも分かるように完全に客観的に説明してあります。(但し、RJ指標は弊社独自開発の逆張り指標です)
これからそれぞれのタイミングでどのような銘柄を売買してどのような結果になったかを上記チャ−トで売買サインのでている全てのポイントについてシミュレ−ションをしてみます。
株価分析ソフトもしくは売買手法はここで私がしているようにノウハウを開示し、利用する側の投資家が簡単にその優劣を客観的に判断できるよにすべきであるとというのがかねてからの私の主張です。
◇買いポイント出現時の銘柄の選び方◇
2000年8月1日(上のチャ−トで最初に買いサインが出た)の売買例
これまで説明したように極めて簡単(ではあるが合理的)な方法で買いタイミングを決定し、上記のプログラムを組み込んだ株価分析ソフトのボタンをクリックするだけでどんな結果になるかとくとご覧下さい。(※上記連続検索シートは特注版です。)
まず第一回目は成功しました。買ってから2日ほどは値下がりしましたが、その後順調に値上がりしている様子が上にチャ−トでよく分かります。
注意して頂きたいのは、検索に合格した8銘柄が全て順調に値上がりしているわけではありません。上がらない銘柄と上がった銘柄とが混じり合って上のようなキレイなチャ−トになるということです。
この値幅に不満の向きもあると思いますが@時期が下げ相場であったことA持続期間が約1ヶ月と短期であることB人知をはさまずル−ルに従い全く機械的に売買したことなど、専門家がみればいかに大変なことか分かるはずです。
第2回目買いサイン8月7日の場合 実際は8月1日に買った株を持続しているのであえてここで買う必要はない
買い付けの手法は前と全く同じでないと意味がない。
合格銘柄
このチャ−トだけで何だこんなものか・・・、と単純に片づけないで頂きたい。JP法によるシステム売買の実験はこれからが本番です。
8月28日第1回空売りのケ−ス
空売りプログラムは「ハイリスク・ハイリタ−ン型」と「穏健型」がありますが今回はハイリスク型で解説します。
見事に決まりました!!
しかし、私はこの方法を一般の投資家には勧めません。当たった時の印象があまりにも強烈で、失敗した時のロスカットができる人が余りにも少ないからです。一般の方には後に解説する「穏健型」の空売りをお勧めします。
9月18日買いサインのケ−ス
合格銘柄ゼロ。株はこういう時に無理をしてやるから損をする。前回空売りした2銘柄もまだこの時点では売値のあたりをウロチョロしています。
10月10日売りサインのケ−ス合格銘柄1銘柄のみ
10月20日買いサインのケ−ス
ナンピンはの是非
いろいろ議論はありましょうがJP法は原則として逆張りの投資法なので「買い」の場合は原則的に積極的ナンピンを勧めます。「売り」に関しては仕手戦に発展し予想外の高値を付けることが時折あるのでロスカットの厳守を勧めています。
11月1日買いサインのケ−ス
11月9日空売りのケ−ス
穏健型の空売りではこうなる
12月5日空売りのケ−ス
ハイリスク型も合格銘柄が13銘柄もあると信頼性が高くなります。
穏健型空売り12月5日のケ−ス
これだけ執拗に例を挙げれば・・・
いい加減疑い深い方でもものの道理を理解する能力さえあれば納得せざるを得ないと信じます。
次回はこのシステムの設計思想とともに具体的なノウハウの一部を公開します。ご期待下さい