第13回 | 2001年05月30日(水) |
市場が効率的だとすれば「投資家は、何もしなくてもよい」ということになるのだろうか? 「猿に目隠しをして、新聞の株式欄に向かってダ−トを投げさせ、当たった銘柄を選ぶ」という方法でもよいのだろうか? もちろん、そういうことにはならない。効率的市場仮説のアドバイスは、「でたらめに投資せよ」ということではないからだ。 むしろ「徹底的にシステマチックに投資せよ」ということだ。 野口悠紀雄「金融工学、こんなに面白い」より |
今回も市場全般が下げ局面の時でも買って儲けられる簡単な手法を紹介します
上に表示した時期(1月の大発会から下げ局面の終了する3月26日まで)すべての日で買い銘柄を検索した結果、5月2日現在で以下のような結果になりました。
下げ局面なので買い合格銘柄の数は限られますが平均値上がり率は44%、5月2日の大引けで売却しても平均39%の利益と素晴らしい結果になっています。
検索方法は以下のようにしました
絞り込みの手順
ちなみに以上の方法で複数銘柄合格した時の合成チャ−トを表示すると下記のような日足チャ−トになります。
いずれのノケ−スも4日程度の目先で利食うこともかのうですし、少し辛抱すれば低位株で正味100円幅を取ることができます