これが「ジャンピング・ポイント(J・P)投資法」だ!
第5回最終更新日(2000年7月28日)
逆張り:日足編

テクニカル派宣言

JP法はテクニカル分析ではありますが従来のケイ線とは全く異なります。
株価変動は確率現象であり、そこには何ら神秘的な法則性といったものは存在しない、という前提に立ちます。
この確率変動に過ぎない株価の動きを利用し合理的に資産を増殖することを目指しています。

唯一の真実。それは株価が動くということ
 

株価は上下に大きく動くこともあれば、小さな動きを繰り返すこともあります。しかし、その変動に神秘的な周期性とか法則性とかはありません。ただし、そのようなものが存在する、と主張して金儲けをたくらむ秘法屋さんは昔からたくさん存在しました。
株価は本来、企業の価値を反映するものですから、企業収益の正確な予想が可能であり、株価がその予想に比較して著しく割安な銘柄が発掘できれば一番よいのですが、これは一般の投資家にとって非常に困難です。
情報手段の発達により市場が非常に効率的になっているからです。そこで私たち個人投資家が相場に勝つためには相場が上下どちらかに極端に変動し、市場参加者が集団心理に巻き込まれ冷静に行動できなくなった時に勝負をかけるのが一番です。

  JP法の具体的な行動手順に従って売買するとどうなるか以下に解説します

日足逆張りの手順
  日足分析は「J・P法株価分析」ソフトを用いて次のような手順でおこないます。
  @仮説の設定
  こういう状態の時買えば儲かる確率が高いはずだ、という仮説をJPシ−トを用いて設定する。

A確率の検証
  上記の仮説が妥当かどうか過去のデ−タにより検証する。(対象:30円以上の貸借銘柄)  

平均上昇率が30.17%あり失敗の確率は15.96%しかありません。つまり、このやりかたで投資すれば7.4割
以上の確率で成功する可能性が高いということです。
               この統計的事実をもとに必勝法を考えてみましょう。 
まず第一に7割以上の確率で成功するのだから3銘柄同時に投資すれば、ほぼ成功するのではないかと考えられます。


■今年になって最初に3銘柄同時に合格した日は上表のように2月23日です。
 JP法ではここで、この合格3銘柄の合成チャ−トを作り実際に売買することにします。
                      2月23日合格銘柄合成日足 

                   3月14日合格銘柄合成日足


                  4月18日合格銘柄合成日足

                              直近の合格銘柄


これまで述べたように合理的推論を積み重ねていけば相場のきわめて悪い今のような時でも連戦連勝が十分可能であることが証明されました


−第6回に続くー

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